黒テント第49回公演2003年春興行

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絶 対 飛 行 機

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絶対飛行機@黒テント

  佐藤 信 氏久しぶりの新作書き下ろし
2001年9月11日午前7時45分、ボストン発ロサンゼルス行き、 アメリカン航空11便のコックピットで操縦桿を握った彼が 最後に見た光景
黒テントの超音楽劇。
手足が痙攣する。消化器官が捻転する。沸騰した脳味噌が爆発する。

演目 : 絶対飛行機 演者 : 黒テント 場所 : 北千住西口イベント広場 日時 : 2003/4/19~29



「絶対飛行機」 ●2001年9月11日、TVの画面に映し出された黙示録的光景は、はじめからいかにも胡散臭かった。●案の定、たちまちのうちに 全世界に単純きわまりない正義の「物語」がばらまかれて、ぼくたちは望んでもいない二者択一の選択を強制された。●「イエス」か「ノー」か?●人びとはあたえられたわかりやすい「物語」を了解して、 「いかなる理由であれテロは悪だ」とさっさと結論すると、見かけだけは安逸なそれぞれの生活に戻っていった。 ●ちゃっと待ってくれ!・・・・・・とぼくは思う。●「9・11」におこった出来事を、ぼくたちは本当に知っているのだろうか? ●ぼくたちはTV画面のセンセーショナルな映像の外にはじき出されたまま、胸くそ悪い「物語」に巻き込まれて、あたえられた「その他大勢」の役をこのまま演じつづけなければならないのか? ●「9・11」を語るためには、大急ぎで、あの日、あの時のマンハッタンから離れなければならない。 ●見せかけだけの深刻そうな表情はもうたくさんだ。●北千住のテント劇場、お好み焼屋の焦げたソースのにおいがひ微かにただようこの広場に、アメリカン航空11便、ボストン発ロサンゼルス行きコックピットで操縦桿を握ったエジプト生まれの元建築家学生を召還する。 ●聞こえてくるギターの調べ……さあ、ここから始めよう。演劇だから。黒テントだから。(演出ノートより)
* 公演情報 *
作/演出/美術佐藤 信
音 楽磯田オサム
舞台監督森下紀彦
照 明斉藤茂男
音 響島猛
舞台演出部南俊一・坂口瑞穂
宣伝美術平野甲賀
写 真青木司
制 作宗重博之・斉藤俊明
出 演木野本啓・宮崎恵治・山下順子 ・岩井ひとみ・横田桂子・田村義明・重森次郎・片岡哲也・岡薫・畑山佳美・森智恵子・工藤牧 ・久保恒男・小林恵・河内哲ニ郎・愛川敏幸・平田美奈子・渡辺好美・足立昌弥・佐野友宣・宮地成子 ・遠藤良子・鈴木裕美子・谷川里美・森田圭一
会 場北千住西口イベント広場 特設テント
(足立区千住1-4-18/JR・東武伊勢崎線・地下鉄千代田線北千住駅徒歩8分)
日 時4月19日(土)~29日(火) 休演日22日(火) 10ステージ
開演19:00  開場18:30
休演日2003年4月22日(月)
入場料前売券 一般4,000円/学生・シルバー割引3,500円(劇団のみ扱い) *全席自由・日時指定・整理番号付き
当日券 4,300円(当日券は18:00より受付で発売します)
チケット発売日 2003年2月18日(火)
前売券取扱 チケットぴあ  TEL0570-02-9988
チケットぴあPコード予約(324-676) TEL03-5237-9966
黒テント TEL03-3926-4021
電話予約/問い合わせ 黒テント TEL03-3926-4021
〒176‐0025東京都練馬区中村南1-9
Email:  btt@tokyo.email.ne.jp
URL: http://www.ne.jp/asahi/kurotent/tokyo/

黒テント第49回公演2003年春興行
ある日、私ハセベが大好きなIさんから芝居を観に来ない?との誘いがあった。宮沢賢治原作のネネムという作品だった。夏休みで子供が一杯だった。中身は勿論のこと、衣装などセンスが素晴らしく、ほーっと観ていた。気がついたら観客席の子供が一緒に歌ったり手拍子したりしていた。俳優さんが強要してるわけじゃない。自然に発生していた。驚いた。 何もかもが素晴らしかった。たまたま前日に大きな商業演劇を観てゲンナリしていた矢先だった。天と地の差があった。自分の中でどこかに置き忘れてきたものがふっと甦った。「私、この世界感に身を置きたい。」そんな風に思った事は宝物です。その宝物を作った監督さんの根っこにある劇団の公演があります。そこには何と、マイハズバンド・サミーが音楽を担当する事になりました。 こんな嬉しいことはありません。きっと、何かが起こるでしょう。皆で見にいきましょう。By ハセベノヴコ



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