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表現者の人々と 2003年10月23日(木)

   夕方、マイカーのくまざさ号に乗り、両国のシアターXへ。

 ダンスO1というダンスカンパニーの公演を観に行った。コンテンポラリーダンスというもの。
 夫サミーが音楽を担当というご縁で鑑賞。
 ベーシストの本田達也さんとの相性もよく、心地よかった。
 そしてサミーのまた新たな音楽性の一面を観れてよかった。
 
 コンテンポラリーダンスというものは、まだ私には説明できないけど、とにかく身体をもって表現してることというのはわかった。何か哲学のようなものと、動物的な生と死のようなもの、う〜んそれとありとあらゆる感性が伝わる感じかな。

 実験室を観に行った時よりも更に作りこまれており、ダンスも音楽も照明も衣装も道具も全てにおいて、これぞ芸術なんだなって素晴らしいと思いました。高い所。

 打上げに参加させて頂いた。皆さんオモロイ。大人って素敵。見習いたい。
 
 即興演奏とは、若い時は、力技で出来るけれども、年を重ねないと、本当にフリーなものを出せないと含蓄のある会話をお土産に。

 李さんを送迎中、また含蓄のある話の数々。舞台で感じ取れた気迫みたいなモノが何故だかわかった気がした。手法だけをさらって小手先で小賢しく振舞う事の反対側。どんだけ時間がかかっても、魂から土から丁寧に作る。私のようにダンスが何かが全く解らなくても、感動した。言葉で説明できるものではないけど、やはり理屈じゃない。伝わるものは伝わるのである。

 私が普段生活してる世界とは、違いすぎる。素敵な世界感だ。地に足が着いた人々はカッコいい。そしてグローバル。私も見習いたい。素直にそう想った。

 ゆかりさんは言った、「“表現”とは表に現すと書いて表現なのよ!」とギャグ口調だったけど、「ほほう」と想った。

 生きたいように生きようね。
 



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